平和創造グループ « Maharishi Vedic Pandits

マハリシ・ヴェーディック・パンディットを体系的に養成

インドの伝統的なヴェーダの家系出身の学生たちは、子供のときから、平和の専門家であるマハリシ・ヴェーディック・パンディットになるための体系的な訓練を積みます。彼らは、10歳~20歳の年齢から、マハリシが考案した特別な学習プログラムで学びます。このプログラムには、超越瞑想、TMシディプログラムとヨーガのフライング、サンスクリット語の学習、幸運と平和をもたらすヴェーダの伝統的な儀式であるヤギャを執り行う技能の修得などが含まれます。彼らの日々の学習に対して、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー・ヴェーディック・ヴィシュワヴィディヤラヤ(1995年にマディヤ・プラデーシュ州政府が設立した州立大学)により授与される学士・修士・博士課程の単位が与えられます。

 

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ヨーガの専門家-超越瞑想とヨーガのフライング

ブラフマスターンに集まったマハリシ・ヴェーディック・パンディットは、ヨーガのエッセンスである超越瞑想とTMシディプログラムを毎日何時間も実践します。ヨーガのフライングを含むTMシディプログラムは、マハリシがパタンジャリのヨーガ・スートラ(ヨーガ哲学の中心的文献)から抽出したものです。このプログラムは、より静寂で秩序立った意識のレベルから行動する能力を発達させます。パンディットが意識のより微細なレベルから行動する能力を成長させるにつれて、彼らが日々行っている世界平和のためのヴェーダの儀式はより大きな効力を発揮するようになります。

 

ヨーガに関する最も重要なヴェーダ文献であるヨーガ・スートラは、超越の体験を通してどのように平和が生み出されるかを描写しています。

Tat sannidhau vairatyagah
タット・サンニダウ・ヴァイラティヤガハ

“「ヨーガ(超越意識すなわち統一場の体験)の近くでは、
 敵意、対立的な傾向は排除される」”

– Yoga sutra 2.35
ヨーガ・スートラ 2.35

上級の瞑想をグループで実践する人数が大きくなり、十分な人数のグループにより超越意識が活性化されると、平和の影響の恩恵を受ける「ヨーガの近く」の範囲は世界全体にまで拡大されます。これがグローバル・ピース・イニシアチブの戦略です。

 

ヤギャの専門家-ヴェーダの儀式の広範な訓練

マハリシは、インド中の何百もの小さな村に、マハリシ・ヴェーディック・パンディットを志望する生徒を指導するためのネットワークを構築しました。それぞれの村ではグル・ジと呼ばれる教師が、10歳になった生徒にパンディットの訓練を開始します。生徒が14歳になると、インド全域で46カ所ある地域施設のどこかに参加する機会を与えられ、熟練のアーチャリヤ(教師)の監督の下で指導を受けます。生徒たちはマハリシが考案した体系的で詳細な養成プログラムを通して学習します。このプログラムではビデオテープとコンピューターを利用した学習が行われ、パンディット全員が高度で標準化された訓練を受けられるようになっています。20歳くらいで卒業する頃には、生徒たちはヤギャを執り行うための熟練の技能を身に付けています。ヤギャとは時代を超越したテクノロジーであり、ヴェーダの伝統で伝えられてきました。ヤギャは、選択された願望が実現することを支援する目的でパンディットにより執り行われ、宇宙を管理している自然法則を特定の方法で特定のニーズに合わせて活性化します。たとえば、インドのブラフマスターンでは毎日、1,331人のパンディットが集ってアティルドラビシェークすなわち世界平和のための強力なヤギャを執り行っています。ユネスコはヴェーダの吟唱を人類の無形遺産に正式に指定しました。

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音声と映像

ヤギャを執り行っているパンディットたちの音声付きスライドショーをご覧になれば、ここでのマハリシ・ヴェーディック・パンディットの実際の活動の様子に感銘を受けるでしょう。